北京の器【ブログ】

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東岳廟廟会の味わい

体調も戻ったので、朝陽区の東岳廟廟会へ行ってみました。


東岳廟は、1319年に建てられた華北地区最大の道教寺。
ほかの廟会に比べ、老北京の味わいが濃く、道教の新年の儀式などを行っているので、お参り雰囲気が出るのが特徴。


入口


入場料10元。

境内には、絵馬同様の願い事を書く赤い札などもあり、日本の初詣をほうふつとさせます。

粘土人形

東岳廟は神像が多いのが特色の一つ。
だがしかし、この廟もご多分にもれず、解放後は学校や党の機関の敷地として接収されてしまい、道士たちも離散。文物に至っては、文革期にかなり深刻に破壊されてしまい、ほとんど荒れ寺と化していたのを、80年代になって修復し、現在では国家重点文物となっているそう。

その際、寺の神像も修復されたのが上の写真。有名な美大の大学教授が作ったというのですが、出来は…?
日本と違って泥人形というか、粘土で作ってあります。
が、過去の写真の中には、銅で作ったと思われるものもあり、

大帝

これなんかはご本尊の東岳廟大帝なんですが、奈良の大仏的な威風堂々たる様です。(おそらく破壊されたため現在は見られない)
どうして新しく作ったのはみんな泥人形なんだろうか。



さておき、境内には物売りはもちろん、輪投げとか、回転木馬とか、子供が喜びそうなゲーム屋台も出ていて、まるで縁日。

縁日


裏には、舞台も設置され、ささやかな伝統芸能が披露されます。


雑技 変面

おなじみ。雑技、そして変面。


覗く全体


これは拉洋片と呼ばれる民間伝統芸能の一つ。
簡単に言ってしまえば、覗き紙芝居で、

覗く

この凸レンズから箱の中を覗くと、中に紙芝居の絵がかけられており、横のおじちゃんが絵に合わせて、内容を唄い上げる形式。おじちゃんがひもをひっぱると中の場面が変わるというわけ。

覗く

へたうま絵?
この日は、たぶんこの寺の近代史だったようで、八カ国連合軍がこの寺を壊したいきさつが描かれていたっぽい。
イギリス兵が大砲ぶっ放してました。



1人人形劇


これも民間伝統芸能の一つで、一人人形劇。
大人の頭より少し上の高さに人形たちの小さな舞台がしつらえてあり、ちゃんと、上手下手に入口出口もついています。その下のカーテンの中に、人間が一人入って、小さな人形を一人で操りながら、一人何役も声色を使い分けて演じるという芸。

寅年らしく、虎が人間を食べてしまい、それを妻?がまた虎のお腹から引っ張り出すというお話でした。



春節を過ぎたといっても、まだまだ風は冷たく、門の外に並んだ小吃(軽食)の屋台看板がうれしい。
老北京味を堪能できます。

爆


これは爆肚という北京風味。
牛、もしくは羊の胃袋を細く切って茹でたもの。
これはスープがあるもので、香草と乾燥唐辛子の味付け。
正直、激うま。
今まで北京で食べた小吃の中で、一番おいしかった。


ぐわんちゃん

いわゆる北京灌肠と呼ばれる食べ物。

もともとは豚の腸を使っていたので灌肠という名前がついたらしいのですが、今はでんぷん粉を用いて丸い形に成形したものを揚げているのだそう。
上に、食塩ニンニク水のようなものをかけて食べます。
食感は、中身ふんにゃり外カリカリ。それ自体に味はないので、もっぱらニンニクの味を楽しむべしという…。


梨湯

梨湯。
ほんのり甘い味のお茶。
中に銀木耳や棗、桂肉などが入ってました。




というわけで。
東岳廟の縁日、いや廟会をざっとリポート。
人出も大したことはなく、のんびりお散歩するにはよい廟会です。


東岳廟
北京市朝陽区朝外大街141号
010-6551-0151




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春節の心得

春節を目前に控え、こじゃるの幼稚園のクラスは急激に人が減り、連日5人以下しか登園しないという日が続いています。もちろん、その5分の1はこじゃる。

あとはみんな2月に入ると潮が引いたようにさ~っと故郷にかえっていってしまいました。
今や北京市内の外地人と北京人の割合は7:1ともいわれているそうで、その現状を垣間見た次第。



さて、そんな中、我が公寓でみかけた、春節向けの張り紙。


その文句たるや。

「春節中、ベランダに燃えるものをおいてはいけません。去年はある家のベランダが全焼しました」


って……。



なぜ、ベランダにあるものが燃える?



お掃除のアーイさんたちに聞くと、ロケット花火みたいなものをバンバン打ち上げるので、それが各家庭の窓やベランダにまで届き、燃えやすい段ボールなどに引火してもえてしまうのだとか。

うちも、きっちり置いてありますとも。
子供椅子用の段ボールが…。
あぶない。
これも燃えるところだった。


私は未経験なので、楽しみ~♪とのんきに構えている春節の爆竹ですが、会う人会う人に「え?春節、旅行にいかないの?うるさいよ」と言われ、だんだん心配になってきました。

特に、わが公寓は、3分の1以上が中国人住人なのでその放ちっぷりもすごいらしく、近所から人が見に来るほどだとか。


眠れないかも、眠れないかも、眠れないかも~。



さらに本日、爆竹に心躍らせている私に冷水をかけるように知り合いから

「爆竹を放っている場所に、子供を決して1人で行かせないように」との注意が。

爆竹や花火も粗悪品がたくさんあり、暴発したり、飛び散ったりして、例年何人かは大けがをし、下手をすれば人が死ぬそうです。特に破片が目に入ったりするととても危険。

2007年春節の北京娯楽信報によると、大みそかから初一にかけて爆竹や花火が原因で北京市内の病院を受診した人は125人で、そのうち2人が重傷、一人が死亡。手術が必要だった人が20人。
内容もすさまじく、重傷の1人は爆竹で左目を損傷し、眼球摘出。もう一人は下半身損傷。亡くなった人は打ち上げ花火で頭蓋骨損傷および右目損傷だったそう。覗きこむせいか、顔や目にけがをする人が多いのが特徴。

さらに、火事も114件発生していたらしい。


子供は好奇心旺盛で花火をつけている人の近くに平気で近寄っていきます。
っていうか、うちのは特に。
気をつけなくては。



もうひとつ、春節の心得として、北京でもその人ごみを狙って、子供さらい&子供売り(人販子)が未だに出没することがあるそうです。

とくに狙われるのは、幼稚園から小学校低学年くらいの男の子。

農村で男の子のいない家庭に売られるのだとか。


なので、人ごみの中では、絶対に子どもの手を離してはいけない。っていうか、はぐれたら見つからないような気もする。だって、親のフルネームも言えない…。



さて、復唱しておきましょう。
春節の心得。


一、ベランダに燃える物を出しておいてはいけない。

一、爆竹を放っているひとの近くに子供を行かせてはいけない。

一、人ごみに繰り出す時は、子供をつかんでおく。


以上。




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動画サイトどこがサイコー?

youku(优酷)が最近使いづらい。


って気がしません?

なんか、見たい映像に←こんな感じのカギマークがかかっていることが多い。
見ようとしてクリックしても、パスワードを要求され、なんだかんだとやっても結局見ることができません。
それをアップした人のページに飛んで、閲覧予約もしてみたんですが、なんの反応もなし。
何さこれ?!


だいたい、見たい映像に限ってっていると言っても過言ではない。
前から、あんなものあったっけな?

と思ったら、1月20日付けのニュースで、youkuが「著作権認識管理プラットフォームの運用を開始した」というのが出てました。著作権問題対策ってわけなのね。



土豆とか、ku6とか、56ドットコムなんかはまだ大丈夫そうなんだけど、新鮮な映像はなぜかみんなyoukuに…。



そういうわけで、最近私がもっぱら注目しているのは、中国版ユーチューブ山寨。
http://www.youtubecn.com/


ユーチューブが中国で見れなくなって、もう一年近くになるわけですが、やはりこれには中国のユーザーもしびれを切らしたらしく、こういうのが登場するんですねえ。


試しにのぞいてみると、なるほど。
いわゆる敏感なワードは、検索しても何も出ないようになってます。


このサイト、共同通信が報じたところによると、1月15日から出現し、またたく間に広がって、一日30万ヒットがあるらしい。
しかし、ユーチューブ本家のグーグルとは何の関係もないいわば海賊版。
作ったのは中国南部にすむ男性(28)とかで、「公共へのサービスのために作った」などと話しているとか。
どういうシステムになっているのかよくわからないけれど、本家本元に貼ってあったものがこちらで見れるようになっています。


ま、あくまで参考情報ですが。

※使用をあおるものではありません。



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女子の就労

ろば夫が「おかーさん、日本に帰ったらまた働いてよ」とのたまう。


はい?
いやー、働きたいの山々なんですけど、日本で今赤ん坊抱えたいい年した女性に、仕事があるとお思い?

アルバイトとか、パートとかならまだしも、正社員。
見果てぬ夢って感じがします。



ろば夫がそういうのは、半分はまだまだ現役でいたい私への気遣いで、半分はこれから将来、自分が背負う人の多さを考えると、少しでも労働力が分散していた方がリスクが減るというか、気が楽というか。

私もその考えには少なからず賛同するし、できればリスクは半分背負ってあげたいとも思います。


私は基本、労働が好き。
ベルトコンベアーに向かって黙々っていうのは、あまり向いていないと思うけれども。人と接するような仕事であればだいたいにおいて家庭にいるよりずっとうまくできると思うクチ。

がしかし、現実は厳しくて、独身の妹のひどい労働条件と買い手市場ぶりを聞かされるにつけ、それよりずっと条件の悪い私はひるむ。

日本には厳然とした年齢差別というやつがあって、それは女性差別ともからみあっているからして、女子にとってはとくに厳しい。

女、35歳を過ぎたらまともな求人なんかないと、人は言う。



ところで、中国を見渡すと、状況はまったく違っているようであります。

中国の労働市場はそもそも、日本のように新卒主義ではない。


っていうか、新卒未経験であればあるほど、仕事が探しにくいし、給料も低いんだとか。
だから、多くの学生が、就職して一年もたたないうちに転職していくし、普通の若者は3年サイクルくらいで転職して、キャリアアップを図るのができるサラリーマンの条件らしく、日本のように3回以上転職していると、「飽きっぽい奴」と思われ、次の就職に不利だ、云々といった話は、中国人の学生とっては何度聞いてもあまりピンとこないようです。


必然的に、女性でもキャリアを切らずに働いているならば、40代くらいが一番仕事を探しやすいと、知り合いの中国人女性に聞いてびっくり。

40代女性の転職とか、日本では考えられない。
よっぽどの実力者じゃないかぎり。


出産を機に前の会社をやめて、半年ぐらいしてとっとと新しい会社に就職を決めた女性もいたし、そこで子供(赤ちゃん)がいることは別にハンディにならないっていうんだから驚き。


もちろん、中国は一人っ子政策なので、一人産んだらもう産休とらないだろうっていう計算もあるかもしれないし、人を頼むのも簡単だし、じじばばサポート体制がしっかりしているので、(普通に故郷から娘の住んでいる地域まで長期間にわたって、おばあちゃんが、あるいは夫婦そろって孫の面倒のためにやってくる)小さな子供がいても、男性同様に働けるということもあるかもしれません。

しかも、中国人男性は、日本人男性より家事ができる。
「早く帰った方がご飯を作るの」という話もよく聞きます。


なんで、女性の生きやすさでいえば、ダントツ中国に軍配が上がると思われます。


ここにいると、いろんなことが突然予定外の予定変更にさらされるけれども、予定に向かって努力しようと思ったらいくらでもなんとかなる、ということに気付かされます。

日本にいると、社会制度も人の頭の中もすごく硬直化していて、すでに人の歩む道は、コンクリートでがちがちに舗装されていて修正も道草もきかない感じがするんだけれども、中国大陸にはまだ、道なき道がたくさん残されている。

ある種の日本人が、この大陸に心惹かれるのはそんなところなのではないかしら。



日本に帰るとして、私はやっぱり道なき道を行くことになると思います。
そこで、日本の硬直化したものの考え方に巻き込まれないことが、中国生活を経た私のこれからの課題になると考えています。

※まだ帰国が見えているわけではありません、
まぎらわしいこと書くなって?


失礼いたしました。<(_ _)>




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びろうなロハス

いきなりですが、問題。


これはなんでしょう?


おまる


1、原始的な炊飯器
2、蓋つきのティーカップ
3、中国式おまる




そう。

答えは3.
中国の赤ちゃん用おまるです。


大きさでいうと20㎝×20㎝×20㎝くらい。
日本の赤ちゃんおまるに比べてとってもコンパクト。


プリ子、もうすぐ一歳の誕生日を前に、早くもトイレトレーニングを開始することにしました。

日本でいえば、早くも…なんだけど、中国ではしゃがめるようになったらトイレトレーニングをするのが当たり前。
生後半年から、という人もいるくらいで、「日本の子供は3歳まで普通におむつしてるよ」と言うと、びっくりされます。


だいたい股割れズボンという、超機能的な子供服がある国です。
解説すると、股割れズボンというのは、文字通り、股のところに穴があいていて、ズボンをはいたままでおしっこやウンチができるすぐれた服のこと。

北京のような都会では、最近でこそ生活レベルの向上に伴っておむつ派も増えているのですが、北方はこれをはかせて早くからおむつをとるのが一般的。

必然的に、どこでもおしっこさせるの図が、街のあちこちで見られることになります。


外国人の多くは、この習慣に眉をひそめるようで、私が前に住んでいた広州の公寓でも、(おそらく)西欧系の住人の投書があってからは、「庭で子供におしっこさせるべからず」という通知が張り出されるようになってしまいました。時を同じくして「パジャマで夜に散歩すべからず」という通知も出ていて、私なんかは思わず「ここはあんたたちの国じゃないやんけ。郷に入っては郷にしたがわんかい!」と思ってしまったものです。


まあ、おばあちゃんが孫の面倒をみていたりすると、ゴミ箱におしっこさせたり、すごい人だとスーパーなどの屋内で、床におしっこさせている猛者もいます。


そこまでいくと確かに、トイレあるんだからいった方がいいんじゃ?ってなるかもしれませんが、私は基本路線としては中国式トイレトレーニングを支持したい。


だって、考えても見てくださいな。

中国13億の人民が、余すところなく3歳まで紙おむつを使って大きくなるとしたら。

あっという間に、そこらじゅうの山が禿山になる。



ちなみに、こじゃるが赤ちゃんのときは日本にいましたが、布おむつを使っていました。
がしかし、手洗いを続けていたら、主婦湿疹がひどくなり、あえなく途中で断念。

そんなわけで、今回は紙おむつ自体を早くやめようという作戦。


びろうなようだけど、これも エコ なのよ。
中国の資源を守ろうという殊勝な心掛けなの。



おまるからはじまる、チャイナ風ロハス生活、と言えなくもない。



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