北京の器【ブログ】

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日中リトルウォーズ

常日頃、こじゃるには日中友好を説いて聞かせているのですが、なんせ小さな子供のこと。
幼稚園でも、公共の場所でも、よく中国人の子供と言い合いをしているようです。


最近の彼がよく口にするのは、「中国人投降,日本人万岁(万歳)!」というもの。
中国人の子供も負けず「日本人投降,中国人万岁!」と言い返すらしい。


初めて聞いたときは、「お、おい、何を言っている?!」と冷や汗をかいたのですが、彼曰く、別にけんかしてるわけじゃない、遊んでいるだけだとのこと。


それから、中国人の子供が「北京欢迎你~(北京はあなたを歓迎する)」と歌うと、 こじゃるが「北京不欢迎你~(北京はあなたを歓迎しない)」とまぜっかえすというパターンもあるそう。


いずれも、多勢に無勢な環境下、彼が負けじと言い放つ大人の世界ではタブーな言葉。


先日もプールの更衣室で、日中子供戦争が勃発していたそうで、目撃者のろば夫によると、こじゃるがまた、よせばいいのに「おまえたち中国人をやっつけてやる!!」と息巻き、相手の中国人の子供は「中国はもう昔のように弱い国じゃない。中米大国連合で、小日本をやっつけてやる!!」と応じていたそうです。

タオルを武器にして、叩きあいが始まったため、周りの大人たちが「中日友好、中日友好」と言いながら二人を引き離していたんだとか。

まあ、この程度は笑い話ですむんですけどね。



正月休みに行った洛陽旅行では、最後の日の夜のレストランで、どんな話の流れだったのか、中国人のガイドさんと運転手さんを前にこじゃるが、「大人になったら中国人をやっつける」と宣言。

それまでの和気あいあいとした雰囲気が、いっぺんにテーブルから吹っ飛び、かなり気まずい空気が。

私があわててフォローしようと口をはさんだのもさらに状況を悪化させ、こじゃるは「どうして言っちゃだめなの!」とわめく。


ええい、こいつの口を縫い付けてやりたい!!


やさしい運転手さん(元軍人!)が「日中はこれからは友好的につきあわなきゃだめなんだよ」と諭してくれるも、こうなったら聞く耳がどっかいっちゃうのがこじゃるなのです。


日本語が達者なガイドさんは、日本語のやりとりも聞いているので、ひきつった表情でこじゃるをみています。
最後は、ろば夫が話題を転じ、なんとかその場を取り繕ったものの、なんとも後味の悪い別れとなりました。


洛陽は戦時中に、日本軍が進攻し激しい戦闘が3週間にわたって行われた場所でもあります。

いくら日本事情に通じていると言っても、洛陽生まれ、洛陽育ちのガイドさんが、こじゃるの一言でとても複雑な気持ちになったことは想像に難くありません。

はあ~。



後日、こじゃるに日本はかつて中国に戦争をしかけ、たくさんの人を苦しめたこと。
それでも、戦後中国の人たちは許してくれて、今はまた付き合うことができるようになったことを教えました。

こじゃるはいくぶん驚いたような、神妙な顔で聞いていました。



しかし、子供同士の仁義ある戦いは終わらないらしく、何かあると、日中リトルウォーズが始まり…。

それが、将来の友情をはぐくむものであってほしいと、願わずにはいられません。




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