北京の器【ブログ】

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いっそ海外留学

本日も前日告知で授業参観@幼稚園。


ヒマなせいか、このところ皆勤賞で幼稚園の行事に参加していたら、だんだん顔なじみの中国人ママも増えてきました。そうなると、みなさんの親切心がにわかに見えてきたりするから不思議。

今日は初めて、こじゃるのクラスメートのママの一人に誘われ、授業参観のあと、一緒にランチへ。


せっかくなので、幼稚園のことなど気になることを聞いてみました。
まず最大の疑問点。

本日の授業参観で、子どもたちみんなと~っても難しい漢字をすらすら読んでいましたが、家ではやっぱりそういう勉強させてるんですか?


だってね。

花とか月とかはまだしも、幼稚園の「幼」とか、「邻」とか「居」とか、「裙」「老」「 是」とか読めるんですよ。


授業参観中、こりゃまずいな~と思いながら、こじゃるの方を見てみると、一応口は動かしています。
先生がそっと私の近くに近づいてきて「こじゃるくん、なかなかがんばってますよ」とささやいていきます。

そうだろうか…?


私は知っています。
こじゃるが耳から入る情報を記憶するのに長けているということを。

そして、目から入る情報には微妙に疎い。

人の顔はよく覚えているけれども、文字はかなりう~ん、な感じ。


授業と授業の合間に聞いてみると、
「うん?みんなと一緒だとできるんだよ」
という、なんとも巧妙な答え。

「つまり、人が言ってるのを聞いて、追っかけて言ってるってことかな」。

「そうそう」。


やっぱり…。

そりゃそうだ。

ひらがなもかなりあやしいのに、なんの努力もしていない漢字が読めるはずはなく。
でも、ほかの子たちは先生が漢字カードを繰る度に、大きな声で「○〇の〇」(前半には漢字を使った単語が入る)などと答えてるんですよね。


はあ~。


やっぱり中国教育についていくのは厳しいかしらん?


そう思って、家でやっているかどうか尋ねると、
彼女曰く「うちの方針として、早期教育はさせないようにしているの」と意外なことをのたまう。
「小学校に入ったら否が応でもたくさん勉強させられるのに、いまからそんなプレッシャーを与えたら、小学校に入る前に勉強がいやになっちゃうでしょ?幼稚園なんて楽しければそれでいいのよ。勉強なんて小学校からで十分!!」

へえ~。
猫も杓子も早期教育に走っている中、そんな考えの中国人もいるんですねー。

なんでも、彼女自体河北省の田舎の出身(土家族という少数民族らしい)で、苦労して勉強して北京の大学に入ったそう。
死記硬背(丸暗記)しなければならないことが多く、中、高生の時は、朝は5時に起きて勉強、夜は宿舎の消灯時間後も外の街灯の下で勉強したというのだから驚き。って科挙かい!!

その頃の勉強の記憶があまりにつらかったので(話しながら涙を浮かべていたくらい)子どもには同じ思いをさせたくないということらしい。


「でも、中国じゃあ小学校にあがったら結局、厳しい競争をするしかないじゃない」
というと、

「海外の学校に行かせるわ」と言います。


そう。

中国はいまや、世界最大の留学生の輸出国。
ニュースサイト中国特快によると、中国から世界へ留学のために出国する人は今年20万人を超えると見られるそう。
07年のデータでは、世界に留学中の留学生の数も、中国人が約40万人と2位のインド人15万人を大きく引き離しています。(人口あたりの人数はこの限りでない)


韓国も受験戦争が厳しすぎて、海外へ親子留学で脱出したりする人が多いと聞きますが、中国もだんだん富裕層が増えるにつけ、国内の受験勉強の過熱を嫌って(もしくは国内の受験に失敗して)海外に渡る人が増えているのかもしれません。


幼稚園の週末の宿題ですらあれだけの分量があるわけですから。
中高生のプレッシャーがどれほどであるか、想像がつくというものです。


海外で勉強させるのも手続きが大変なんでしょう?と水を向けると、

「北京で外地の子供が小学校に行くのだって大変よ。それを考えれば、海外留学なんてお金さえあればなんとでもなる」。


そうかもしれない。



私だってこのままこじゃるを完全な現地の学校にやるかって聞かれると、かなり無理って思います。
カリキュラムについていく自信がない。


かといって、日本の教育もねえ。
人間関係が複雑そうでちょっと怖い。



ならばいっそ、海外留学?


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コメント


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幼稚園ママの受験時代、凄まじいね。
うちの子も漢字のお勉強クラスに入れてるけど、ついて行けなくてそのクラスがある曜日には幼稚園に行きたがらないのよね~とこぼすママがいたりします。いろんな字、習ってきます。時々私も読めません。小学校に入るまでにこれだけの字を知ってる子達が普通にいるんだから、何にもやらせないのもちょっと心配なのが正直なところです。ま、家では何にもフォローしてませんがね。

中国の場合、海外留学くらいしか逃げ道がないのがつらいです。もっと多様な教育方針の学校があればいいんですがね。
勉強漬けで可哀相だけど、仕方ない・・・っていうのがほとんどの親の思うところなのでは。

dayko | URL | 2009-12-09 (Wed) 11:19 [編集 ]


Re: タイトルなし

daykoさま

> 中国の場合、海外留学くらいしか逃げ道がないのがつらいです。もっと多様な教育方針の学校があればいいんですがね。
> 勉強漬けで可哀相だけど、仕方ない・・・っていうのがほとんどの親の思うところなのでは。

本当に!
多様な選択肢がある時点で日本は恵まれてるかも。

一党制の元では教育に多様性を求めること事態難しいのかもしれません。

ろば子 | URL | 2009-12-10 (Thu) 16:43 [編集 ]


 

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