北京の器【ブログ】

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宿題は(母)親が見てはいけないのだ

こじゃる5歳。
日本でいえば年中さんにして、夜11時まで宿題をやっておりました。
一重に段取りの悪い私の責任。

それにしても、やっぱり幼稚園の子供に対して週末に数字の書き取り6ページ、算数のプリント裏表4枚は多すぎるのではなかろうかと思うのですが。


子供は、何事も時がくればできる。
の法則があって、たとえばお箸なんかも、どんなに教えてもなかなかうまく使えなかったのに、5歳の誕生日を越えたら突然器用に豆などもつかめるようになるとか。


逆にいえば、時が満ちていないのに硬着頭皮(むりやり)やらせても、なんの効果もないんだよーーーー。



と、よくわかっているのだけれども、宿題だから仕方なく、算数のプリントをやらせる。

午後7時に初めて4時間。
この間2度ほど小さい休憩を入れただけで、最後まで机に向かい続けたこじゃるの集中力はすごいと思います。
あたしゃ、受験生の時でもそんなに集中できませんでしたよ。

本当は、金曜日の夜から3日にわけてやればよかったんだけれども、そもそも宿題の存在すら親の私が忘れてたんだから、申し訳ないったら。


この宿題、なかなか難易度が高く、例えば、リンゴが10個、7個、(?)、1個みたいに並んでいる絵があって、規則に従って(?)を埋めよなどと書かれているのですが、そんなの、5歳の子供に分かるかいな!って思っちゃう。

ま、本当に分からないのでほとんど私が答えを教えているんですが、あまりに難しいので回答欄の余白に、「この問題は幼稚園児には難しすぎる!!」と書きこんでしまいました。

こじゃるは「中国人には簡単なのかもよ。日本人には難しいけど」などと悲しいことを言ってました。
普段先生に、そんなこと言われてるのかしら?


もう午後10時も過ぎてくると、こじゃるも疲れてきて、ただでさえ3秒前のことを忘れてしまう鳥頭なのに、自分がいまやっていた計算の答えを書き込むのを忘れて、どんどん計算し続けたり(結局もう一度計算しなおして、書き込んだ)、自分が解いたばかりの答えを、回答欄に書きこもうとしたときにはもう忘れていたりして、こっちはじりじりするやらイライラするやら。

普段9時ごろに寝るプリ子は、とにかく眠たいので私の足にまとわりついてくるのだが、抱っこをしていると手が使えないので、おんぶをしてこじゃるの勉強を見る。しかし、プリ子は不満で、背中でギャン泣き。

声を張り上げないと聞こえないので、大声を出しているうちに、なんだか叱りつけているような構図になってしまうし、こじゃるの方もすねた顔になって、投げやりになりはじめちゃったりするともうアウトです。


人間だいたい、自分の幼少期のことは過大評価しているもので、こじゃるの不器用さを目の当たりにしつつ、私は同じ幼稚園児でももっとできたはず!などと思うと、さらにどうしてこの子は?!的な苛立ちが襲ってきます。実際はこの親にしてこの子あり、なわけで。



ところで、日本では昨年の春先、作家の柳美里が自分のブログで自分の子供の虐待を思わせる記事をアップして、批判が集中し、本人がメディアで釈明するという事態になったんだそう。
ウラシマンな私は全然しらなかったけど、さっき、その彼女がネット上で発表したドキュメント「児童虐待」を読んでみました。(興味のある人はどうぞ

柳美里については、毀誉褒貶いろいろですが、私は嫌いじゃない。
私生活をネタにすることに抵抗があるという人が多いのでしょうが、作家って集約すればそういう犠牲を前提にした職業じゃない?って思うので。古くは林芙美子などもそういう芸風でずいぶん叩かれたみたいですが、そうまでしても書き続けたいという常人離れした欲望の強さゆえに、一般人を引き付けるわけで。


それは横においといて。
感想として、かなりリアルに迫れていると思います。
彼女自身、育児で苦しんでいるからこそ、「でも、子供は愛して、抱きしめてあげよう」みたいなお題目に帰結しようとしないところがいいなあと。


彼女もまた、“器の小さな人”なんだと思う。
ちょっとしたことで、感情がコントロール不能に陥り、いっぱいいっぱいになって、周囲を巻き込まずにはいられない。
そういうタイプは、育児に向かない。
育児って、待つこと、黙って耐えることの連続だから。
(でも、恋愛には向いてるのよねー。)


そんな、こんなで。
私もまた、小さな器で、中身はすぐに大荒れの嵐になってしまい、たびたび理性を見失ってしまいます。

委縮して、ますます混乱するこじゃるを見るにつけ、(器の小さな)母親は、子供の宿題を見てはいけない、と確信するのです。(が、ほかに見る人がいないので仕方ない→最初に戻る)


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