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イングリッシュネーム

ご飯時、こじゃるが恥ずかしそうに「笑わないでね」と念を押してきました。


なんだろう?と思い、一応「大丈夫。笑わないから教えて」と聞くと、
「先生がこじゃるに英語の名前つけたよ」といいます。

「え?あ、そうなんだー。で、なんて名前なの?」


「……ジュリアン」。


ジュリアン、ってあのジュリアン・ソレルの?
野心に燃えて自滅する青年ってか?
それともジョン・レノンの子供?


ブッ、ブブブ、ワハハハハ


ジュリアンって、ジュリアンって、
元の名前と全然関係ないじゃん!




つけられちまったものは仕方がないけれど、私もろば夫もイングリッシュネーム反対派。
親がつけた大事な(しかも素敵な)名前があるのに、なぜにイングリッシュネームなんてものをつけねばならんのか。
欧米人に迎合しているようで情けないし、だいたい臆面もなくキャシーとか呼んだりするの恥ずかしくないわけ?
どこがキャシーだよ!!って思うのです。


だから、前の幼稚園でも新しい幼稚園でも、日本名を日本発音で呼んでくださいとお願いしてきました。
テニスの先生(中国人)にもイングリッシュネームを聞かれたので、「そんなものはありません!!日本名の中国語読みで結構ですから、それでお願いします」と念押ししたものです。
難しいなら、一部省略でもいい。
そこまで譲歩して、これまではそれでやってきたのになぜ突然?


聞くと、英語の外国人講師がつけたのだそう。
この間の授業参観まではイングリッシュネームがなく、確かに名前を呼ばれていなかったような気はする。
当てるときも「you」とか、人称代名詞で呼ばれてました。
それはたぶん不便。
でも先生なんだから、それぞれの中国語の名前、ピンインでいいから覚えようよ!って思うんですが、一人で何クラスも持っているから難しいのかしらん。

中国人に日本語を教えるとき、漢字の日本語読みで名前を呼んだりするけれども、(毛沢東を「もうたくとう」と読むように)名前を替えさせたりあんまりしませんわよねえ。不思議だわ。


戦時中、日本が皇民化政策の一端として朝鮮の人たちに創氏改名を強いましたが、とても非道な政策だと思ったものです。でも、不思議なことに香港の人たちは、今でも喜んでイングリッシュネームつけてますよね?(チャウ・シンチーとか、チョウ・ユンファとか、使わないで頑張っている人ももちろんいますが。)

ところが、ろば夫が幼少期を過ごしたイギリスの小学校には、パキスタン人やら中国人やらギリシア人やらいろいろいたらしいのですが、みんなそれぞれの国の本名で呼ばれていたらしい。だから、イギリス人が特別アジアの名前を覚えられないというわけではないと考えるべきでしょう。ということはこれはやはり植民地政策の名残なのではと思うわけで。それが今でも抵抗なく受け入れられているところが、イギリス式統治の巧妙さというべきなのか。



広州にいたとき、猫も杓子もイングリッシュネームを持っているのに驚き、「いつ付けるの?」と聞いたら、だいたい学校の英語の授業のときにつけるのだと言っていました。先生が適当につけることもあれば、自分でつけることもあるそうです。外国人が訪れるようなちょっとおしゃれな店では、店員がみんなイングリッシュネームの名札をつけていて、「キャンディ」などと書かれているとなんかがっくりくるというか。それで本当にいいの?って思っていたのですが、それは香港に近いからその影響よね。仕方ないわね。と思っていました。


が、現代中国では北京でも若い人のイングリッシュネームは当たり前のよう。
なぜわざわざ英語の名前をつけるのか、ネットの書き込みを見ると、どこかのホームページのログインIDおよびパスワードを作るとき、英語で打つので英語の名前があった方が便利。とか、外国に行ったとき、パソコンのキーボードで漢字が打てないから。という(じゃあピンインでいいんじゃ?)理由が挙げられてました。


つける名前は、中国語の音に近いものという人もいれば、好きな名前を適当にという人もおり、英語の名前の意味を調べて意味からつけるというのもあるようです。


ともあれ、我が家のジュリアン。
大きい口はたたくくせに繊細だってところはジュリアンくさいんだけど、できればよそで自己紹介する時は、私たちがつけた名前を使ってほしいものでございます。




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コメント


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もう慣れちゃいました

私も、英語の通称に違和感を感じておりましたが、植民地政策の名残なんて、考えたこともなかったです!

でも、タイガーの中国人クラスメートの名前を、そのまま中国語名で言われても、私は漢字を見ないとなかなか覚えられないんですよね...

「ドウドウ」とか「フェイフェイ」なら簡単ですが、「チャオワンハン」とか「ロウスーフェン」とか「シエンヨウシュエン」とか、何度聞いても上手く発音できなくて、タイガーに「違う違う!!」と直されてます。だから、Andy君は、とても呼びやすくて助かります(本名は知りませんが)。

先日まで、「リンハオウェイ」君を「Nehaway」 という横文字名と勘違いしていたのですが、そのハオウェイ君をお母さんが「Daniel」と呼んでいるのを聞いて驚きました。

親子でも英語名で呼ぶのは何故???

でも、英語名としても微妙な名前も時々ありますよね。Sissyってどうなん?と突っ込みたくなりますが、本人が好きで付けてるんだから、他人がとやかく口出しする必要もないのかしら。

だから、馬莉(Mary)とか麗麗(Lily)とか真尼(Jenny)って名前を付ける人もいるんでしょうね。

うちの旦那は、自分の名前が外国人には発音しにくい上、イタリア語では卑猥な意味らしいと聞いて、子供には日中英で言いやすい名前を付けたかったようです。

おかげさまで、今では日本人のクラスメートにまで「太陽」と呼ばれるようになりました(涙)

タイガーママ | URL | 2009-12-03 (Thu) 13:22 [編集 ]


Re: もう慣れちゃいました

タイガーママさん、お久しぶりです!

私も、近所に住んでいたウインザー君をWindsor君だと思っていたら、ウ・インザー(中国名)だったということがありました。
よく考えたらWindsorって、苗字ですよね…。

日本でも最近はルカ君とか、ソウル君とかいるし、それはそれで親の考え方だと思います。
が、本名があるのに、どうして外国人教師の便宜のために、別の名前(しかも自分の国の)をつけなきゃならんのだ!と思っちゃうんですよ。

親の方もそんなに簡単に迎合しちゃっていいのか?と。
もうクリスマスだってなんだって西洋文化を受け入れちゃってるんだから、構わないんだろうか。

中国四千年の誇りはどこいっちゃったんだー!って、言ってみたくなるのです。


> 私も、英語の通称に違和感を感じておりましたが、植民地政策の名残なんて、考えたこともなかったです!
>
> でも、タイガーの中国人クラスメートの名前を、そのまま中国語名で言われても、私は漢字を見ないとなかなか覚えられないんですよね...
>
> 「ドウドウ」とか「フェイフェイ」なら簡単ですが、「チャオワンハン」とか「ロウスーフェン」とか「シエンヨウシュエン」とか、何度聞いても上手く発音できなくて、タイガーに「違う違う!!」と直されてます。だから、Andy君は、とても呼びやすくて助かります(本名は知りませんが)。
>
> 先日まで、「リンハオウェイ」君を「Nehaway」 という横文字名と勘違いしていたのですが、そのハオウェイ君をお母さんが「Daniel」と呼んでいるのを聞いて驚きました。
>
> 親子でも英語名で呼ぶのは何故???
>
> でも、英語名としても微妙な名前も時々ありますよね。Sissyってどうなん?と突っ込みたくなりますが、本人が好きで付けてるんだから、他人がとやかく口出しする必要もないのかしら。
>
> だから、馬莉(Mary)とか麗麗(Lily)とか真尼(Jenny)って名前を付ける人もいるんでしょうね。
>
> うちの旦那は、自分の名前が外国人には発音しにくい上、イタリア語では卑猥な意味らしいと聞いて、子供には日中英で言いやすい名前を付けたかったようです。
>
> おかげさまで、今では日本人のクラスメートにまで「太陽」と呼ばれるようになりました(涙)

ろば子 | URL | 2009-12-03 (Thu) 23:27 [編集 ]


 

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