北京の器【ブログ】

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北の魔女

我が家では私の前歴は魔女ということになっています。


始まりは今から2年半前。
中国は広州にやってきたばかりのころでした。


そのころの私はニーハオしか知らず、こじゃると二人、仮住まいにしていたホテルの一室に閉じ込められ、季節は雨期で、洗濯物からはかび臭いにおいがし、夕方になると決まってスコールが降るのでした。

私は仕事を辞めて、初めてこじゃると一日中向き合あわざるをえなくなり、見知らぬ異国で精神状態が負の方向に転がり出したのを止めることもできず、毎日こじゃるの面前で怒り狂っていました。


ある時、こじゃるがあまりに困った顔で「どうして怒ってるの?」と聞くので、「お母さんは昔は魔女だったの。魔女はすごく意地悪なんだよ。今は人間になってそんなに意地悪じゃなくなったけど、たまに昔に戻っちゃうの」と怒ったまま説明しました。



窓の外にはスコールが降っていました。



私は、「いまから魔法で雨をやませてみせよう」と言い、雨やめの歌を歌いました。
すると、だんだんと雨は小ぶりになり、すっかりと止みました。こじゃるは、感心したような顔で私を見ていたのでした。




さて、南の魔女は引っ越しをして北の魔女となり、さらに性悪に磨きがかかっています。



なんせ魔女なので、小さきものもかわいいものも大嫌い。
つまり、観葉植物、愛玩動物、乳児に幼児。

ハリーポッターは15ページで挫折。
ディズニーランドに行くくらいなら明治村に行きたい。

まあ、そういう輩でございます。
過去、殿方に3度ほど「母性が感じられない」とほめていただいたことがありますが、それは間違い。
「感じられない」んじゃなく、もともと無いの。



しかし、そんな魔女でも自分の子供を見ていると、奥歯のあたりからよだれが出てくるくらいかわいいと思うことがあります。よく子供を食べちゃいたいくらいかわいいと例えますが、たぶんそれはこの「奥歯のあたりからよだれが出てくる」感覚によるんじゃないでしょうかね。


プリ子とこじゃると一緒にたわむれる(彼らの)就寝前のひと時。
奥歯がギシギシいって、突然悲しくなる。


そして、子供はこんなにかわいいのに、週末の夜くらいサバトに出かけたいものだわと、魔女は一人でワインを開けたりしながら、奥歯をかみしめているのです。



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