北京の器【ブログ】

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夜泣きとタクシーと徹夜

ト書き(夜中の3時半である。プリ子がかれこれ2時間ほど夜泣きして眠らないので、筆者は仕方なくプリ子を起こしてパソコンに向かうのである。赤ちゃんに向かって100個くらい呪いの言葉を吐いてみたが、事態は悪くなる一方である。只今私の子育て偏差値は36くらいである。)



昨日、タクシーに乗ったら、運転手が新人さんでした。

「建国門街大街」を知らなかったので、まさか、と思って聞いてみると、「タクシー運転手になってまだ2、3日なんだ」という答えが返ってきました。


日焼けした顔に、節くれだった指。
明らかに都会の人ではありません。
「北京の人じゃないよね?」
と聞くと、「農村から来た」と言います。

「こんな雪が降って、大変でしょう?」と聞くと、「運転は慣れてるからいいんだけど、道が分からないのが大変。教えてくれますか?」というので、任せておけと、いちいち走る車線まで指定してあげました。


外はこんこんと雪が降り、運転手は寒いのか心なしか震えています。
と思ったら、大きな道をかなりスピードを落として走りながら、それでも言われた道を見落としそうで緊張しているのでした。

こんな運転手さんは久しぶりで、というのも北京ではあきらかに北京訛りを話す、時として妙にイヤミな運転手の車にばかりに乗り合わせていたので。
広州の運転手さんは逆に外から来た人が多いので、だいたい素朴でとても親切でした。
たまに香港にいくと、運転手の高飛車な態度にびっくりするやら腹立つやら。

タクシーの運転手にもご当地らしさというのが出るものです。


さて、新人運転手、いろいろ話したかったのですが、なんせ話しかけると道を間違えるという緊張っぷり。遠回りを繰り返し、いつもの3倍くらいの時間をかけたどり着いた目的地。

メーターに16元とあったので、20元札を差し出すと、何を思ったのか26元のお釣りをくれました。
私が「おつり返しすぎだよ!4元でいいんだよ」と言って全部返すと、5元のお釣りをくれました。

彼なりのサービスのつもりだったのでしょう。


私は、こんなに素朴で緊張しいで気の弱そうな人が、大競争社会北京で生き残っていけるのかどうか、ちょっと心配になってしまい、車のドアを閉める手を止めて、思わず「加油!」と声をかけました。運転手は「謝謝」とほっとしたような表情で言い、走り去ってゆきました。


あの運転手、タクシー乗り始めて2、3日なんて言ってたけれど、きっと初日だったのに違いないと、泥の撥ねる雪道を歩きながら、私は考えていました。


ト書き(さて、午前4時を回ってしまったが、プリ子は元気に本棚の本をひっかきだす遊びに夢中になっている。寝るつもりはないらしい。私はまたもや完徹になってしまい本当に子育てって非効率なんだわーとため息をつく)



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コメント


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ふふっ♪いつも楽しく拝見していますが、なんだか覗き見気分が楽しく、また、独り言めいてストンと完結している文章に情景が完璧に思い浮かべられちゃうからコメントにはなかなつながっていません。

いつも楽しく読ませてもらっています。ありがとうございます。

huizi | URL | 2009-11-13 (Fri) 23:19 [編集 ]


まさに

突然の書き込み失礼します。

こういうおじさんをみると、『瞬きもせず』の、かよちゃんが東京行くために地元の駅にオカンの車で送ってってもらってるときに、遅れてチャリンコで追いかけてきてこけてしまうお父さんの情景に、なぜかリンク。そして緩む涙腺。

おじゃるさんブームのななみちゃん。
絵が好きじゃないって思いましたが、
声を聞いたとたん、やられました。
きゃ…きゃわゆい…☆(笑)

寒さに負けず風邪ひかないように気をつけてくださいね~~~。

ろば実 | URL | 2009-11-15 (Sun) 01:08 [編集 ]


 

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