北京の器【ブログ】

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

教育費に悲鳴

今月もまた、幼稚園から託児代の請求が来ました。

うちのこじゃるの幼稚園、半期ごとにまとまった学費を納入するのですが、それとは別に月々託児費なるものを徴収されます。


両者を月平均でならすと3000元(40500万円)くらい。
それプラス送迎バスで1000元(1万3500円)くらい。
合計で54000円ほどですから、ほぼ日本の幼稚園並みでしょうか。

※1元=13.5円のレートで計算しています。

北京の幼稚園の学費もピンキリで、安いところは1000元以内/月というのもあるのですが、完全なる中華式現地校。加えて、費用の安いところほど待機児童がたくさんおり、1年前からエントリーをしていなければ入れないといった過酷な競争もあるようです。

そういうわけで、駐在員日本人子弟が中途入学で入る現地校というのは、ちょっと高級目の3000元/月ライン以上ということになるのですが、現地の物価から言えばギョッとする価格のこの幼稚園にも、一番下の3歳児クラスは例年待機児童が鈴なり。


2008年度大学卒業生求職と仕事能力調査によると、同年学部卒業生の卒業半年後の月収は2500~2982元の間。数年たって転職など経験値がアップすることで、5000元くらいになったりするらしいけれど、それから考えても、幼稚園の学費がどれだけ高いかおわかりいただけるハズ。

もちろん、大方の家庭が共稼ぎでしょうけれど、それにしても中国人の経済感覚はどうなってるんだ?
と頭をかしげてしまいます。


と思っていたら、本日のニュースで、国家統計局が黒竜江省で行った調査が記事になっていました。
主にホワイトカラーの家庭を対象にした調査で、子供のいる家庭の7割が、教育費が家計を圧迫し、これ以上耐えられそうにないと感じているとの内容。

もっとも多い家庭では、収入の4分の1以上を、学校以外の課外活動や宿舎の費用を含めた教育関係の消費が占めているらしい。

もちろん、北京で行った調査ではないので、額自体は北京とは比べるべくもないのですが、一人っ子政策下で、子供に対する親の期待度がそのまま教育投資額に反映されるのは、全国的な状況なのでしょう。


こじゃるの幼稚園でも、9月の新学期スタート直後に、幼稚園が終わった後の課外授業受講の募集があり、英語とか、音楽とか、運動とかを習わせるものなのですが、たとえば週一回4カ月で4800元(約64800円)とか法外な値段だったりします。もちろん我が家では端から受講させる気なんてないのですが、そのエントリーに親が大挙しておしかけるというありさま。

課外授業は幼稚園が運営しているわけではなく、教育関係業者によるもの。
業者も足元を見ていて、厳しい競争社会を少しでもリードした形で出発させたいと早期教育に走る親心を微妙に利用して値段を釣り上げるというわけ。


恐ろしい。


ちなみにもっと恐ろしいのは、我が“ヒルズ公寓”に住む中国人たち。
よく、同じくらいの年の子供をもったお母さんに、「子供どこの幼稚園に通わせてるの?」と聞かれるのですが、こじゃるの行っている幼稚園の名前なんぞを挙げようものなら、フッと鼻で笑われます


なんせ、ここの子供たちの大半が、ひと月7000~12000元(およそ94500円~162000円、雑費含まず)というべらぼうに月謝が高い、いわゆるインター幼稚園に通っているのです!

いったい、どんな金持ちやねん!!



ところで、そう聞かれた場合私もついつい見栄を張って、
「子供には、まず中国語を身につけさせたいと考えておりますのよ。おほほほ」などと付け加えてしまいます。


ま、相手にされておりませんが。



にほんブログ村 子育てブログ 幼稚園児育児へ
にほんブログ村

北京生活情報
スポンサーサイト

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

高すぎますっ!!

確かに、こちらの教育費は、所得の割には、法外な値段ですよね。

タイガーを預けている幼稚園も、日系やインターに比べると格安に感じてしまいますが、はっきり言って、一時帰国でタイガーを預けた日本の幼稚園よりも高いです。

実際に通っている子供達の親御さんを観察していると、自家用車が外車だったり、ご主人が香港系だったり、かなりの富裕層であることは間違いないのですが、ある共働きのお母さんが「ここの学費は高いわ...」と溜め息をついているのを聞き、相当無理して我が子に投資をしているのがうかがえました。

それだけつぎ込んだからには、進学なり、就職なり、結婚なり、それ相応の見返りを求めてしまうのが親心かもしれませんが、なかなか多くは望めない状況なんでしょうね。

かつて、NHKスペシャルで見た『小皇帝の涙』は、そのような背景をリアルに伝えており、見入ってしまいました。

今、園庭を無邪気に走り回っているタイガーの同級生も、小学校に進学すると、大量の宿題や過密競争で、荒波にもまれるようになるんでしょうね。

私の勝手なイメージでは、東京の子供達も、同じような環境にいると思っていたのですが、皆が皆というわけではないんでしょうか。

タイガーママ | URL | 2009-11-10 (Tue) 15:31 [編集 ]


タイガーママさま

コメントありがとうございます!

本当に、学費の高さの割に子供が一杯なので、中国人の教育熱心さに驚かされます。
たぶん、競争の過酷さは日本の比ではないと思います。
私たちが子供のころならまだしも、今は少子化でどこも入りやすくなってるでしょうし。

でも、詰め込み教育の果ての大学生の燃え尽き自殺も問題になってますよねー。

ろば子 | URL | 2009-11-11 (Wed) 22:05 [編集 ]


 

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。