北京の器【ブログ】

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北京人だってつらいのよ

どこの国でもいつの時代でも、親にとって子供の結婚は一大関心事であることは間違いありません。
うちの母の今年の目標は、妹の結婚。でしたが、今年も残すところ2か月となってしまいましたね。あーあ。(妹よ、連日ネタにしてごめん!)



我がサービスアパートは、お掃除のサービスがついてるんですが、お掃除アーイ(おばさんの敬称)は二人とも北京人。

そして二人とも息子持ち。
20才、26才という妙齢です。


幼稚園の送迎アーイは、外地人として、将来を託す娘の結婚相手(北京人に限る)探しに奔走しておりますが、彼女たちも、また、息子の結婚に関し深い悩みを持っておりました。


それは、「結婚したいならまず家を買え!」の原則。


結婚必需品として、自転車、時計、ミシンなどと言われていたのは70年代のこと。
経済発展をとげた北京では、今や結婚必需品は、

房子、車子、票子。

と言われているらしい。
すなわち、持ち家(部屋)、自家用車、金。


2009年に華商網と騰迅網いうサイトが共同で、既婚・未婚の男女500人を対象に行った結婚に関する意識調査では、60%以上の人が愛情と家を持っていることには関係があると答え、両者は無関係であると回答した25%の人々を大きく上回っています。

網易女人というサイトの調査では、80年代以降生まれの女性で、賃貸の家に住む男性と結婚してもよいと答えたのはわずか30%。結婚したくないと答えたのが45%で、自分はよくても親が嫌がるとした人が25%という驚異の結果。


もちろん、「家」は男性側が用意するもの。
この辺は中国の古い結婚の考え方が反映されているようで、つまり、男性は女性に高額の贈り物をし、女性は嫁ぎ先に花嫁道具を持っていくという、その贈り物が家に姿を変えたというわけ。
もちろん、二世帯同居を嫌うのは、日本の嫁も中国の嫁も一緒。
そんなわけで、二位の車を大きく引き離し、何はなくとも家は絶対必要!と


そのため、世の適齢期の男性たちのプレッシャーは想像をはるかに超えるもので、ネットの掲示板には家を用意できないせいで結婚できない、彼女と別れたなどといった嘆きと恨みが切々とつづられておるのです。



我が家にやってくるくだんのアーイたちの目下の悩みは、北京市内の住宅価格がどんどんと高騰して、自分たちの手の届かない高嶺の花になっていること。

「適齢期の息子に家を買ってやりたいけど、四環路の内側はもう私たちには手が出ないほど高いわね。だいたい、今や北京で家を買うのはみんな外地人よ。昔は北京の戸籍がなきゃ買えなかったけど、今はお金があれば誰だって買えるのよ。あの人たちがどんどん買うから、物件はどんどん高くなるし。ほんとどうにもならないわ」とため息交じりのアーイ。

経済房は子供ができたら狭すぎるし、年収の上限も決められているといい、結局郊外で探すしかないといいます。(残念ながら北京訛りが強すぎて、半分くらいしか聞き取れません)


なるほど、逆の立場に立つと、また違うものが見えるのね。

方や家付の婿を探す外地人、方やその家を探す北京人。


「私たち二人とも、女の子が欲しかった。都会に住む人はみんな女の子を欲しがるんだよ。だってお金がかからないもの」。

北京人だってつらいのよ。

って、ことなのね。

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