北京の器【ブログ】

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日中公園考

本当は北海公園に行きたかったのだけれども、こじゃるのゴネにあい、あえなく朝陽公園に行き先を変更。
北海公園は歴史の薫りのする格調高い公園。対する朝陽公園は家族の休日仕様といったところでしょうか。


日曜日の朝陽公園はそれなりの人出で、家族連れや若者のグループなどがのんびりと休日を満喫しています。ちなみに入場チケットは大人5元。日本では公立の公園の大半はタダだと思うのですが、こっちは逆にお金を取られることが多いのが特徴。

我々、というかこじゃるの目的地は遊園地なので、ほかのところには目もくれず一目散にそちらを目指して進みます。この公園の遊園地、なかなかレベルが高くて、確かに少し古いのですが、ジェットコースターからバイキングまで一通りの遊具がそろっています。

しかし。


動いてない。


あまりに動いてない遊具が多いので、今日はもう閉園?と我が目を疑ったくらい。
が、ちゃんとチケットを買って渡すと、おもむろに係員が動かしてくれます。
ということは、あまりに乗る人が少ないので、お客が来るまで動かさないということなのでしょう。

公園はかなりの人出なのに、みんなあまり遊具に乗らない。
とても不思議な光景です。


その理由は遊具の一つに乗ってみて分かりました。

チケットが高すぎる。

ゲームセンターに置いてあるようなちゃちな遊具でも15元(約200円)。ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンを模したようなのが20元(約270元)、最新型の遊具だと25元(約340円)というのもあります。

20元の乗り物を親子で5回乗ったら200元(2700円)。
北京の庶民にはいささか厳しい出費なのでしょう。

ビックサンダーマウンテンもどきを子供二人連れで乗りに来た親子が、値段を見て引き返していく場面もありました。


この公園の中で、もっとも高いチケットは、なんと子供公園の入場料30元(約405円)。

chouyougongyuan

こんな、何気ない公園になぜ入場料を払わなければ入れないのか―。


といっても、これは珍しいことでもなんでもなく、広州でも北京でも老人の健康遊具は無料で使用できるのに、滑り台やブランコといったごくごく普通の子供の遊び場でもほとんどが柵で囲われていて有料。つまり、貧乏人は来るな、ということで。

タダにすると人口の多いこの国のこと、人が多すぎて遊ぶどころではなくなってしまうのでしょうか。

ほんの小さな子供のころから、厳しい階級差別にさらされるというわけです。


逆に町のあらゆるところに、ちょっとした子供向けの遊具が備わったタダの公園があって、誰でも小さな子供を遊ばせられる日本は、実はとても平等な社会なのだと実感。

日本では、金持ちかそうでないかで人を差別してはいけないということを、みんなが建前にしろ共通の前提として持っているけれど、それはそんなに当たり前の前提ではないんだなーと改めて認識した休日の公園でした。




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