北京の器【ブログ】

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ともだちできるかな?

昨日、幼稚園が終わり、マンションの敷地内で遊んでいたこざるが、不機嫌な顔をして帰ってきました。聞けば、同じマンション内に住む同い年の中国人ハオウェンとけんかしたらしい。

涙目になって「誰も遊んでくれない」というではありませんか。


ハオウェンは、引っ越してきたばかりのころ、最初にできた友達でした。
最初は、彼がおじいさんとサッカーで遊んでいたところに、強引に遊ぼう!と入り込み、その後、プールで会うと追いかけまわし、どちらかというとこざるが一方的に友達と決め込んでいた節もあり、私も、とうとうこの日が来たか…と思ったのでした。


私たちが住んでいる場所には、ほとんど日本人家族が住んでいないようで、必然的にこざるの遊び相手も中国人の子供メインになってしまいます。とても子供の多い公寓なのですが、日本人は(今のところ)たった一人ということで、遊びたい盛りのこざるは、完全にアウェーの状態で懸命に友達づくりに励んできたあげく、それが少し、空回りし始めていたのかもしれません。



その努力たるや、涙なしには見られないほど。
とにかく、自分と同じくらいの背格好の子供には男女、国籍とわずみんな声をかけてみる。
無視されると、その子(もしくはその子たち)の周りをなんとなくフラフラする。
みんなが遊んでいる遊びをまねて、後をついていってみる。
当然、まったく集団には絡めてない。
みんながお菓子などを交換していても、もちろん一人だけもらえない。(でも、気にしない)
見るに見かねて呼び戻そうとすると、烈火のごとく怒るので、仕方なくそのままにしておくと、時たま声をかけてくれる子が出てきたりして、ちょっとだけ遊びに加わったりもする―という具合なのです。


ここの中国人住人は、持家の人がほとんどということもあり、社会的地位の高い人が多いということもあり、住人同士の結束がかなり強固です。


そんな中、新参者かつ外国人の彼が割り込んでいくのはかなり大変なことで。
かくいう母親の私も、実はなかなか公寓内のママ友の輪に入り込めず、なんだか広州とは勝手が違うな~と感じていました。


けんかの内容をこざるに聞くと、遊んでほしくてハオウェン率いる子供グループに付きまとっていたら、向こうが手でたたいてきたので、棒を(いや棍棒だったかも)ひろって、相手の自転車を叩いたらしい。
別の目撃者情報によると、最後は警備員が間に割って入って、やっとけんかが収まったのだという話も…。いや、恐縮。

べそをかきつつ、「友達ができない」と訴えるので、「ほら、この間はユエンユエンのうちに遊びにいったっていってなかった?」と励ますしかない私。

ユエンユエンというのはこざるより一つ年下の男の子。
一緒に遊んでくれて、家にまで招いてくれた子の存在を思い出し、にわかに元気が出るこざる。

そうなると、今度は「明日絶対ユエンユエンの家に遊びに行く!!」と言ってきかないのが困りもの。私も、先方のママの顔くらいしか分からないのに~。


そして今日。
こざるは有言実行しましたとも。

こざる、マンションの棟はともかく、階数も部屋番号もうろ覚え。
その状態で中に入れてくれる警備員も警備員だが、付き添う私も私。
最初にインターホンを押してみた家は、中から美人のおねーさんが登場しはずれ。二度目に押した家がビンゴだったのですが、なんとユエンユエンはまだ幼稚園から帰ってきていないとのこと。
そこで強引なこざるは、帰ってくるまで待つといって聞きません。

結局ユエンユエンの家で待たせてもらうことに。
ユエンユエンのママと、あまり盛り上がらない会話をポツポツする私。
うう、気まずっ


一時間以上が経過し、ユエンユエンがやっと帰宅。
勢い込んで遊ぼうとするこざる。
しかし、ユエンユエンの横にはなんと、昨日けんかをしたハオウェンの姿が……!!


最後の頼みの綱にも裏切られた気持ちになったこざるは、「ユエンユエンもハオウェンと遊ぶって~。もう誰も遊んでくれない!!」と勝手にその場に崩折れて激泣き。
私はこざるの手をぎゅっと引っ張って、「じゃあ、ハオウェンと仲直りしなさいっ!!」と強引に立ちあがらせました。ユエンユエンのママも「3人で一緒に遊びなさいっ!!」と一喝。


こざるは涙を浮かべたまま「昨日はごめんね」と言いました。
するとハオウェンも「昨日はおれが間違ってた」と手を差し出すではありませんか。


最近ずっとうまくいっていない感じだったのに、絶対こざるのことを嫌がってると思っていたのに、ハオウェンってば、けっこういいヤツじゃん!!


その後、3人は暗くなるまでちょっとだけ遊び、日曜日の明日、また一緒に遊ぼうねと約束して別れたのでありました。


異国での友達づくりはやっぱり大変。
普通幼稚園くらいのときは、親同士も仲良くないと友人としてちゃんと成立しないんだけど、親の方がなかなか現地の人間関係に溶け込めないというもの。

だから、日本人公寓が選ばれるのねーと妙な納得も。

しかし、私は孤軍奮闘するこざるの、爪の垢ほども努力していないわけで。
広州人はもっと付き合いやすかったような…などと、過去を振り返ってばかりいても仕方ないわけで。


私も明日から、ともだち何人できるかな?
スポンサーサイト

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

ここは粘り強く…

ごぶさたしておりますv-238

北京生活の生々しい報告を、つわりの清涼剤として、楽しく読ませていただいてます~。

こざる君の奮闘ぶりと、それを見守るろば子さんの母心を思うと、胸がキュンとなります。

新生活の素朴な悩みを率直にブログに書いていただけるだけで、心細い中国生活を送る日本人にとって、大変励みになります。

いやはや、それにしても北京の人達は、なかなか手強そうですね。首都ならではの排他的な雰囲気が漂っているのでしょうか。聞きしに勝る、難攻不落の都市ですね。

私は、中国の人って、みんな人懐っこいわ~!!と勝手に思いこんでましたが、それはたまたま広州だからってことなんでしょうか。

積極的に大陸生活を楽しんでいらっしゃるろば子さんファミリーなら、一年後には、今の切ない思いを懐かしく思い出すようになってるのではないでしょうか?遠くから応援してま~す!!

タイガーママ | URL | 2009-10-11 (Sun) 14:20 [編集 ]


承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

| | 2009-10-11 (Sun) 18:11 [編集 ]


 

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。