北京の器【ブログ】

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中国ネットサービス業はすでに超日

春休みに日本に一時帰国しようと考えていて、今日懇意にしている中華系旅行会社に電話したところ、私の故郷の名古屋に直行するCAはなんと9000元代(つまり正規料金)だとのたまう。

ほんまかいな。


さかんに青島経由のMU(税抜2850元)を勧められたのですが、直行便ではないため、赤ちゃんと幼児を連れて1人で帰る私にはちょっと厳しい選択。
前後の日も含めて、直行便を探してくださいとお願いしたのですが、それでもMUを、とのことだったので、ネットで自分で探すことにしました。



使ったのは、Ctrip(携程網)というサイトで、ネット上ですばやく安いチケットをいくつかピックアップしてくれ、そのまま予約できるというシステム。

残念ながら赤ちゃん連れの場合、ネット上では予約ができないので、電話での予約が必要となるのですが、これがなんと24時間対応だとか。


かけてみると、感じのいいお兄さんがとても分かりやすい中国語で応対。
赤ちゃん連れだということを話すと、「分かりました。ではこちらで承ります」とさわやかにお答えになる。

希望の航空会社と日付をいうと、普通にCAの直行便、ある。
しかも、ちゃんと3000元代の格安航空券の価格です。

価格確認の後は、名前をアルファベット表記で聞かれます。答えると、向こうから私の携帯メールに綴り確認のメールが。その後、子供二人の分も同様に手配し、それで完了。


すぐに携帯に予約番号が送られてくるので、出発の約1カ月前までに同じ番号に電話をかけ、発券作業(出票)をすればよいとのこと。しかもそれまでは取り消し自由。(もちろん価格の変動はある)


しかも、発券された後は日付指定で自宅まで届けてくれ、そこでチケットと引き換えにお金を払うという…。


なんて便利!!!


そして安い!!!



私、こっちではネットで買い物とか、家庭教師を探すとかするんですが、それらを使ってみて思うのは、意外にもサービス内容が進んでいるということです。


迅速。
丁寧。
親切。



はっきりいって、日本の格安航空券を扱っている某大手旅行会社などよりはずっとよい。
日本のサービス業は労働者の賃金低下に伴ってどんどんと質が低下していて、その惨状に日本人は自覚的になった方がよいと思います。

去年、その某大手旅行会社の新宿店で、姑が中国に来るための航空券の手配をお願いしたときなど、発券されるまでのわずか2、3週間の間に、なんと担当者が二人も会社を辞めてしまいました。

ビザの手続き代行をお願いしたら最初の担当者に「できない」と断られ(そんなバカな…)、チケットが発券されたかどうか確認のメールを出しても返事も来ない。仕方がないので、直接海外から電話をかけると、いつも留守。

必ず一度「少々お待ちくださいませ」と言って受話器を保留にしてから、再度取り次ぎの人が出て「女性の○○ですか?男性の○○ですか?」などとしらじらしく聞き、「あいにく男性の○○は外出しております」と言うんですよねー。つーか、居留守でしょ?


その会社には昔友人が勤めていたことがあり、内情を聞くと「職場に30代はいない」とのこと。
みんな仕事が続かず3年で辞めてしまうのだとか。
だから、仕事のノウハウとかサービスの心得とかが伝授されていかないのだと思われる。

正直、格安の格安航空券まで出回っている昨今、先は暗いと思う。



それに比べ、中国のこういう新しい分野の会社は意欲的にサービス向上ということに取り組んでいるように思えます。
一昔前の、国営企業的なノリはまったくなく、かといって日本のような過剰さもなく、合理的かつスピーディーなサービス。まさに、新時代の中国的服務基準といった感じ。


前出の中華系旅行会社にしても、やはり親方日の丸的営業の日系よりはずっと対応がよく、こちらのリクエストに分刻みでメールや短信をくれます。自分が外出する際は、メールで「これから外出しますので、何かありましたら携帯にご連絡ください」と一言残しておいてくれる。中国人担当者が、ですよ。


だから、ほんと、うかうかしてるとソフトの分野でも、日本はそう遠くない将来に中国の後塵を拝すようになるんではないかしら。

日本のサービスは最高!と日本人自身が思っているのは、比較的アナログな分野だけで、しかもそこは過剰なサービスに必要以上の経費がかかっていたりして、なんとか持っているのが不思議なくらい。

従業員の個人的な努力で成り立っているようなもので、サービスのシステム自体を見直さないと厳しいんじゃないの?と余計なお世話だが、思ってしまうのです。

サービスがすばらしくても、チケットが高くてあまり利用できずにいたら倒産したJALの例もあるし。



そんなこんなで。
あっさりと使い勝手のいい外国の会社を利用するあたり、私にはまったくもって愛国の情というものがないのかもしれません。

でも、古いシステムを保護して生き延びるより、イノベーションしてほしいのよ!!と一消費者としては思うわけなのです。そしてそうでなければ、もう日本はサービス業すらダメだ…と一駐妻ながら国を憂いているのであります。




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コメント


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同感

奇遇ですが、私も本日中華系旅行会社とやりとりをして、結局埒があかず、中国語が苦手故に敬遠していた中華系航空会社で直接チケットを購入しました。サービスがイマイチな事で有名な中華系航空会社、事がスムーズにすすむはずがない!と覚悟していましたが、意外や意外、感じのいいお姉さんが、とてもわかりやすい英語で対応してくれるではありませんか!しかも安さが売りの旅行会社より値段が安い・・・なんでやねん!?
明日お家までデリバリーしてくれる様頼んだのですが、午後配達担当者から確認の電話も入るし、あれれ、すごくサービスいい!とホクホク顔の一日でした。ホント、日本もうかうかしていると・・・・ですね。

オルバ | URL | 2010-02-10 (Wed) 00:27 [編集 ]


Re: 同感

オルバさま

ほんと、中華系のサービスの日進月歩には目を見張るものがありますね!
日本の会社の場合は、最初から日本人なんだからこれくらいはできて当たり前というハードルが高めに設定されているせいか、だいたいがっかりするパターンが多い気が…。

もう日本=仕事が丁寧、中国=おおざっぱという固定概念を取っ払って、相手に臨んだほうがいいのかもしれませんね。

ろば子 | URL | 2010-02-10 (Wed) 22:46 [編集 ]


 

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