北京の器【ブログ】

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八大処―初詣を思い出す


携帯電話の番号を変えた通知をしたら、広州時代の書道の先生からこんなメールをもらいました。

「八大処に行きなさい。10月中は世界に二つしか残っていない釈迦牟尼の歯が公開されている。ものすごく貴重な機会だから、是非行ってきなさい」。


釈迦牟尼の…歯


「以前わざわざ見に行ったのに、見られなかった。もう一回見る機会があるといいが」
って、先生。そんなに見たかったのね。
よし、ならば私が代りに行ってみてきてあげよう!!


ということで、行ってまいりました、八大処公園。

百度百科などによると、八大処とは、北京の西郊外石景山区に位置する8つの古刹で、一処長安寺、二処霊光寺、三処三山庵、四処大悲寺、五処龍泉庵、六処香界寺、七処宝珠洞寺、八処証果寺まであり、古くは隋代に建造されたといいます。

十二景とも称えられ、昔の文人たちが一度は行ってみたい憧れの地だったとか。

1900年、義和団事件に際し、北京に出兵した八カ国連合(日本軍が一番多く参加していたらしい)の砲火によって、一度壊滅。また文革時代にも破壊されたりしたのが、文革終焉後に国家プロジェクトとして再建され、今では国家4A級の旅行地区となっているそうです。


その中で、例の歯がおさめられているのは、二処の霊光寺。
市内からタクシーで1時間ほどかけて向かった私たち(料金は約80元)は、まっさきにこの寺を目指したのでした。


霊光寺


古刹なのに、どこも新しい香りがするのは不思議ではありますが、なかなか美しく修復されています。
相当の混雑を予想して行ったのですが、園内はほどよくのんびり散策できる人出で、中国の観光地にありがちな浮き立った感じがありません。


が、待てよ。

歯が公開されているわりに、すきすぎている。


と思って、寺の人に聞いてみると、
「ああ、それなら昨日で終わったよ」。


ガーン。
10月中って、31日までじゃないのか。


仕方なく、普通に参拝することに。
でも、こちら、なんとなく日本のお寺を彷彿とさせる静けさ。
来ている人達が、観光というよりも真面目に参詣しているという感じです。

境内でたくさん見かけるラマ教の僧侶の姿も影響しているのかもしれません。


釈迦牟尼の歯を祀った13層の仏舎利塔の周りを、何度もぐるぐると回っている僧。
片隅で数人で座りながら、お経を唱える僧。

座って焼きそばを食べていた若い僧侶に声をかけると、わざわざ釈迦牟尼の歯を見るために、チベットからやってきたといいます。

書道の先生も、禅宗の僧侶の弟子となって書を学んだという人で、敬虔な?仏教徒にとっては、とても大きな意味を持つお寺なんだろうと想像。


もちろん、一般の人も大きなお線香をあげて、真剣に参拝しており、私はふと初詣を思い出してしまったのでした。



  ■    ■    ■


ところで、古刹めぐりだけでは、子連れにはちと苦しいところがありますが、八大処公園と名前がついているだけあって、あります。子供も楽しめるものが。


それは、ロープウェーで山の頂上までのぼり、

ロープウェー


あ、途中紅葉が始まっているのが見える。

紅葉


頂上から、一気に下りてくるスライダー!!

スライダー


こじゃると二人乗りしましたが、ハンドル操作を彼に任せたため、スピードを出しまくられてかなり怖かったです。

ちなみに、行きのロープウェーとセットで、大人80元、子供(身長1.4メートル以下)40元。16:45まで。


帰りは公園内の軽食屋で熱い奶茶を注文。
したはずだったのですが、出てきたのは、粉ミルクと砂糖と片栗粉をまぜて砂糖で溶かし、ゴマをふりかけたような妙な食べ物(5元)。なんじゃこりゃーな味でしたが、体は温まりました。

ないちゃ


八大処公園
 住所:石景山区四平台村八大処公園
 電話:88964661
 入場料:10元
 
 地下鉄1号線八角游乐园からバス389で12駅(八大処駅下車)。






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チンタオ!チンタオ!2

昨日の続きで、青島旅行のハイライトをば。

③浮山湾散策

地理的に近いせいか、韓国人が多くたくさん訪れるという青島で、本場さながらの韓国料理をしこたま食べた私たち。

車に乗って海岸近くを移動中、ふと空を見上げると、あれ?
なんか未確認飛行物体が…

青島夜景

いっぱい!!


ひ~え~
なんかゆらゆら動いてるし~




正体を確認すべく、浮山湾の海岸へ急ぐと。

それは、人々が中秋節のお祝いで空に上げた灯篭でした。

海岸沿いの公園には、地元の人たちがカップルで、家族で、友達同士で、繰り出していました。
二人乗り自転車やさんとか、小さな物売りやさんとか、物乞いの青年が奏でる二胡のせつない音色とか、時々うちあがるロケット花火とか、静かであでやかな夜景とか、夢の世界のような不思議な空間に、灯篭は次々と放たれ、漂っているようでした。


願いごと灯

「人生には願い事が必要だ」。

と書かれています。
人呼んで「許愿灯」。願い事灯篭とでも訳しましょうか。

私たちももちろんひとつ買ってみました。



火をつける

気球と構造は同じ。
紙でできた袋の下に、固形燃料がついています。


火をつける2

そこに火をつけ、


ひをつける3

温かい空気がたまるのを待ちます。


全体が膨らむのを待って、そっと手を離すと…


あがった1

すーっと夜の空に登っていきました。


願いを月に届けてくれる許愿灯。


こざるは、小さな声で「将来、幸せに暮らせますように」と手を合わせてつぶやいたのでした。

あがった2


ほら、月まであと一息。





チンタオ!チンタオ!

国慶節と言えばよみがえる昨年の悪夢※。

※昨年広州に住んでいた我々一家は、国慶節休みの旅行先として、こともあろうに 激込みの北京 を選択。中国13億人の恐ろしさを思い知った。詳しくはコチラを参照。


あれから1年。
ちょっとは賢くなった我々は、国慶節期間中2泊三日でいってまいりました青島。


結論から言うと、ズバリ、青島万歳です!


海鮮=うまい
旅人=少ない
風光=明媚


以下、駆け足で国慶節旅行inチンタオのハイライトをご紹介しましょう。


①青島東方熊牧場
電話:0532-88999666
入場料:大人120元、小中学生60元
開園時間:8:30-5:30


 
万里の長城・八達嶺にある熊牧場の姉妹園らしい。
青島の西の端、石老人村に位置し、1992年創立。

まあ、つまり熊ばかりの動物園といったところ。

が、目の前にまばゆい海が広がり、上には山がそびえるなかなかの景勝地。

しかも。

熊が近い。

くまえさ

ね?
餌をやると、後ろ足で立って、器用に口でキャッチ。
子供はけっこう本気でこわがり、
大人はけっこう本気で楽しい。

こんな風に、

ものぐさくま

ぜんぜん、やる気のない奴もいます。



ほかに、小熊だけのコーナーや熊劇場のコーナーも。

くまボクシンjグ

笑えたのは熊ボクシング。
確かに熊って立ち上がってじゃれてるよな~。
ボクシングに見えなくもない。


とはいえ、見るものが熊だけなので、2時間もあればお腹いっぱいです。



②青島ビール博物館
 住所:登州路56番
 電話:0532-3833437
 入場料:大人50元、子供25元



青島といえば、ビール。
ビールといえば青島。


ビール大好きな私にとって、今回の旅の最大の目的は、
青島ビールをたらふく飲むこと。

こざるは興味ないだろうなーと思いつつ、強引に行ってみたのですが、
意外や意外。

なかなか工夫を凝らした展示ではありませんか。
だって、子供が飽きない。

ビール工場1


中国の観光地などで時々、これどうよ。という展示がありげんなりするのですが、この博物館は青島ビール発祥の地である工場内に2003年に設立したばかりとあり、日本の同系統の観光スポットと比べてもそん色ないくらい、よく整備されています。

ビール工場2

中でも素晴らしい工夫は、途中2か所でビールが飲めるようになっているところ。

一か所は、まだろ過する前の原液が飲めるその名も「途中バー」。
もう一か所は、見学のラストに、できあがったビールを飲める「青島ビールバー」。


いや~、もうほろ酔い気分です。

よっぱらい体験小屋なんていうアトラクション?もあり、子供も大興奮。


飲み足りない人は、工場の前のビール街で、ご飯を食べつつさらに一杯というオプションも可能です。
道のわきにカフェ風にテーブルがたくさん出ているので、すぐにわかります。
もちろん原液ビールもあり。

我々は、牡蠣やタコ、エビといった海鮮メインの青島料理を楽しみながら、昼間からピッチャーで原液をゴクゴク。

やっぱ、青島はビールだぜ。
と再確認いたしました。





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